千葉大学 教育学部大学院教育学研究科
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家政教育専攻

家政教育および家庭科の内容を構成する学問領域について、より高度な教育実践力や専門的な研究能力を育成し、人間の生活における広範な今日的課題の解決に寄与することを目指します。

  • 家庭科教育学
    家庭科教育学では、家庭科という教科の独自性に基づいて、人間形成的な側面から家庭科教育を様々な視点から研究し、家庭科教育の充実・向上を目指しています。そこで、本学の家庭科教育は、教科論、教育課程論、教育方法論、授業分析・設計などを、論理的、実践的に追究しています。例えば、カリキュラムの研究では内外のカリキュラムを検討、授業研究では、実際の授業を分析・検討することにより、これからの家庭科教育を追究します。

  • 食物学
    健康と栄養、食品の成分と栄養、食品の調理・加工による変化、調理とおいしさなど食生活における栄養、食品、調理のさまざまな側面や現代的諸問題を科学的に分析・検討します。また、小学校、中学校、高等学校の家庭科食領域の内容や教材について分析・検討します。

  • 被服学
    衣生活に関わる科学的、文化的諸問題について、衣文化の継承や生活環境問題などを重視する立場から講義・演習を行い、次の内容を中心に研究指導をします。
    1. 古代から現代までの繊維製品の保存と管理、およびそれに関連する生活環境の諸問題
    2. 布帛の染織や衣服構成の歴史的変遷および服飾表現成立の機縁に関する諸問題

  • 家庭経営学
    結婚しない男女の増加、子どもを持たないカップルの増加など、現代社会における家族変動について、近代家族論、ライフコース論などの研究成果に学びながら、実態と要因の分析を行います。また、子どもの福祉、若者の自立支援、そして子育て支援など家族と社会とが密接に関わる生活課題について、生活支援・ネットワークなどの概念を用いて研究します。
院生の一言
本研究科の最大の魅力は、教授陣の大変きめ細やかで熱心な指導を少人数で受けられることであると思います。熱心な仲間たちに囲まれ、非常に恵まれた贅沢な環境であることを日々実感し、研究に取り組んでいます。私の研究テーマは「大学生における社会人としての自覚・責任の育成」で、社会に出る前の大学生が社会人として求められる資質・能力はどのようなものなのか、またそれらの育成は家庭科教育においてどのように取り組むことができるのかを追究しています。家庭科教育の目的である「自分の人生をよりよく生きる」ために、人間としての成熟と、職業を通した社会における自分の役割の両側面から追究していきたいと考えています。(家政教育専攻1年)
高校で家庭科を教えて20年目の春、大学院で学ぶ機会をいただきました。外国の文献や先行研究に触れ、今までの自分とは違った視点から家庭科教育と向き合っております。と同時にこれまで私が実践してきたこととこれからの授業について深く捉えられるようになってきました。質的に分析する研究方法など初めて耳にする内容にたじろぎながらも、先生方の熱心で暖かいご指導のもと、研究する楽しさをしみじみ味わっております。鋭いご助言をいただけることが何よりの魅力であり、現職で院に来ている仲間とお互いに励ましあいながら教育現場に還元する研究ができる、貴重なところです。
(家政教育専攻2年・現職教員)
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