| 技術教育についての原理的・歴史的研究および技術科教育の内容の基礎になっている個別学問領域についての研究を深め、それらをもとにして、教育法を含めた実践
的研究・教育を行います。
- 技術教育
普通教育としての技術教育についての、歴史、理論、内容、方法等を研究しています。また、関連して、職業技術教育についても研究を行います。現在取り組んでいるテーマは、
技術教育のベースとなる、技術学の特徴、特に、自然科学と対比しての特徴を明らかにし、そこから技術教育の特徴の一端を明らかにすること、
イギリスの技術教育の内容に関する研究、 デュアルシステムに関わる比較研究等です。
- 木材加工
木材は、持続可能な、環境への負荷も小さい、天然が創り出した理想的な複合材料とみなすことができます。このような視点から、木材に観察される種々の複合構造(組織構造)から発現する物理的・力学的性質や加工法の特徴について検討します。また、森林資源と環境問題との関係をふまえた木材加工の在り方についても研究を行います。
- 金属加工
金属材料の力学的特性について実験を含めて中学生に教えるためのプログラムを開発中です。そこでは、定性的かつ定量的に実感のある学びを追求しています。また、中学生ロボットコンテストの企画・運営法、ロボットコンテストの教育的価値について実践を含み研究しています。
- 機械
空気の流れによって引き起こされる物理現象の解明、すなわち空気力学の研究に取り組んでいます。具体的には、「次世代超音速輸送機形態における低速空力特性の改善」、「グロー放電励起による超音速炭酸ガスレーザーの基礎実験」や「大気圏再突入物体まわりの反応非平衡流解析」等を主なテーマとしており、模型を使った風洞実験からコンピュータによる分子シミュレーションまで、様々な手法により研究を進めています。
- 電気
学校教育で展開する電気関連の分野の中で、電気安全、エネルギー変換、環境対策の項目にあたる内容のなかからテーマを選定して研究をおこないます。具体的には、電気・電子機器の絶縁信頼性の向上、高効率イオン発生源の開発、電気・電子絶縁材料の高機能化等に関わるテーマの研究を行うことで、学校教育に必要な電気領域の理解と授業運営能力を身につけます。
- 電子・情報分野
エネルギーの変換、電気機器の仕組みについて、光−電気エネルギー変換素子である次世代の発光ダイオードや太陽電池の研究開発、および、コンピュータの基本的な構成要素や機能性分子材料を用いた次世代の構成要素についての研究開発を通して生活と技術の関わりを検討します。また、情報教育の中でも学校とセキュリティ対策などの情報の安全性に関する研究も行っています。
- 技術教育・栽培
技術教育における技能習得に関して作業分解の手法の検討を、技術史や戦前小学校手工科教科書を題材にして取り組んでいます。職業訓練などで行われた作業分析、作業分解、作業指導票、関連知識票などの手法を学校教育において展開する場合の課題を検討しています。また、職業教育の一つとして高等学校農業教育のカリキュラムの変遷の調査研究を行い、さらに実習の位置づけについて、過去の農業教育論および戦後のカリキュラムの変遷より検討しています。
|