『中学校理科教育における構成されたグループコミュニケーション』
山下修一 著 (風間書房)2008.3
中学校の生徒は、短い発話しかしないことが多く、授業でのコミュニケーションは教員によって支配されがちです。理科授業において生徒同士のコミュニケーション活動が十分になされない原因のひとつは、効果的にグループをまとめたり議論を進めたりする方法が確立されていないことにあります。
そこで、コミュニケーション活動の実態を明らかにしながら、中学生向けの新たなグループコミュニケーション活動の開発を行い、その有効性を実証しました。文献レビューや実態調査から、(1)役割分担、(2)ワークシート、(3)具体的な質問例などのコミュニケーションモデルの提示が有効でした。さらに、中学生向けに改善を加え、一貫した説明を促した結果、学習後しばらくしても学習内容の理解が保持されることなどがわかりました。
(「まえがき」より編集)
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