千葉大学 教育学部大学院教育学研究科
新着情報
[06.06.02]
文部科学省平成17年度 「大学・大学院における教員養成推進プログラム」選定教育プロジェクト(平成17・18年度事業)広域大学間連携による高度な教員研修の構築―「教育の今日的課題」解決に向けた新研修システムの実現―

1.はじめに
千葉大学教育学部は、文部科学省の事業「大学・大学院における教員養成推進プログラム」(通称「教員養成GP」)において、二つのプロジェクトが採択されました。
ここで紹介するのは、七つの大学が連携した共同プロジェクトです。その大学とは、千葉大学以外に、国立の5大学(宮城教育大学、茨城大学、筑波大学、東京学芸大学、大阪教育大学)、私立の1大学(玉川大学)です。更に独立行政法人教員研修センターが連携しています。
これら7大学と1センターとが連携して、広域大学間教員養成・研修コンソーシアムを組織して、小中学校が抱える今日的課題の解決を目指した高度な教員研修を実施するとともに、研修システムのあり方を探っていこう、というプロジェクトです。
なお、本プロジェクト全体の責任大学は筑波大学です。全体構成については、筑波大学のホームページ(http://www.tsukuba.ac.jp/campus/monbukagakusyo.html)をご覧下さい。

2.千葉大学教育学部の事業
千葉大学は、連携講座(7)「学校における実践的研究法(アクションリサーチ)」という研修講座の責任大学になっており、次のことを実施します。なおこれらは、千葉県教育委員会と千葉市教育委員会の多大なるご協力によって実施されるものです。
[1] 「学校における実践的研究法(アクションリサーチ)」の実施(研究主任等を対象として、平成17、18年度に各一回、計二回実施)
[2] 小中学校が抱えている教育課題とそれを解決するための方法(研究方法を含む)に関する調査研究の実施
[3] 成果報告書の作成
[1]、[2]の成果をまとめ、学内教員、コンソーシアム構成大学、教育委員会等に配布することにより、1.研修講座の改善、2.大学・大学院におけるカリキュラム構成やカリキュラム内容の改善のために情報を提供する。

3.平成17年度に実施した事業
[1]連携講座(7)「学校における実践的研究法(アクションリサーチ)」を実施
主催:広域大学間教員養成・研修コンソーシアム
実施責任大学:千 葉 大 学
[2]調査研究について
1.千葉県長期研修生の研究報告のデータベース化
千葉県教育委員会では、毎年60〜70名を、千葉大学教育学部や千葉県総合教育センター等に、一年間にわたって長期研修生として派遣している。長期研修生の研究200件余を、学校現場が抱えている課題と捉え、そのテーマ、研究方法等をデータベース化した。
平成14年〜16年の三年間を対象とした。
平成18年度には、このデータベースを基にして今日学校が抱える課題とそれらを解決するための研究方法等の特色を分析する。
2.理科教育研究に関するテータベースの作成とその特色に関する分析事例として理科を取り上げ、千葉県長期研修生の研究報告及び千葉県教職員組合・教研集会における研究報告について、過去20年間分を(1)と同様にデータベース化するとともに、それらの特色を分析した。そのポイントについては、別に報告する。
[3]教員養成への波及効果について
千葉大学教育学部においては、現在、大学院改革特別委員会並びに学部改革特別委員会とが組織され活動しているが、教員養成カリキュラムに一層実践的色彩を持たせようという動きになっている。とりわけ大学院においては、アクションリサーチ的な授業科目を位置づけようとの案が出ている。
学校現場における今日的課題が鮮明になれば、それらが更に教員養成の改革に対して、価値ある情報を提供することになるであろう。

4.平成18年度に実施予定の事業
[1]連携講座(7)「学校における実践的研究法(アクションリサーチ)」の実施(pdf)
主催:広域大学間教員養成・研修コンソーシアム
実施責任大学:千 葉 大 学
[2]調査研究について
1. 千葉県長期研修生の研究報告の特色
昨年度作成したデータベースを基にして、特色を抽出する。
2.今日の学校が抱える教育課題・問題とその解決方法・研究方法
小・中学校教員を対象として、今日の学校が抱える教育課題・問題、それを解決するために取られる方法、研究方法について実態を解明する。(小学校教員、中学校教員それぞれ100〜200名、6〜7月実施予定)
[3] 成果報告書の作成・配布
実施した研修講座における受講者アンケート、担当講師の意見、これまでに実施した調査研究を整理して、報告書を作成し、連携大学、連携教育委員会、千葉大学教育学部教職員等に配布し、今後の教員養成・教員研修に関する情報提供を行う。

5.連携講座4「小学校の理科教育」の会場校として(pdf)
本講座は、東京学芸大学が実施責任大学であるが、会場校を引き受けるとともに、講師を提
供し、学芸大学と連携協力して実施する。なお、本講座は東京でも開催される。
※PDF版はこちら

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