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2月14日(水)〜2月18日(日)、千葉県立美術館で「第41回 千葉大学教育学部書道科 学生書道展」が行われた。この書道展は、書道副専攻の学生がこの一年間に活動してきた成果の総まとめである。卒業生及び修了生にとっては、卒業制作という意味も含んでいる。
今年度の卒業生は8名だったが、それぞれが自分のコーナーを持ち、大学生活の集大成として取り組んだ作品を展示した。
作品を展示した一人である外崎美代子さん(小学校・国語)は、「4月の頭にテーマを決め、1年間かけて作品に取り組みました。この書道展では、自分のコーナーを持つので、一人ひとりが自分でテーマを決め、複数の作品を創作で書くことになっています。とても大変でしたが、その分今日のように壁に飾られたときの感動は本当に大きかったです。」と話した(写真左)。
また同じく作品を展示した柳谷飛鳥さん(小学校・国語)は、「作品が完成したことももちろん嬉しかったですが、それよりも今日まで一緒になってやってきた仲間と出会えたことが何よりも嬉しいです。主専攻は国語ですが、他の学科の友達とも出会うことができ、書道科に入って本当によかったと思います。」と話した(写真右)。
 
これまで学生の指導を行ってきた幕田魁心先生は、「4年生は、卒業論文、就職試験がある中、本気で書にいそしんでくれた。全力投球した作品ばかりで、非常に満足できる書を書き上げてくれた。この経験をこれからの進路にぜひ生かしてほしい。青春の1ページとして、思い出深い展覧会にしたかったが、それが今回は達成できたと思う。」と話す。また同じく指導に当たった樋口咲子助教授は、「今年の学生はまず、非常に集中力があった。書道室でそれぞれ書き合うのだが、その間は誰一人話をせず、作品に取り組んでいた。また練習量も半端ではない。書道展が近づくにつれて、全員寝る間も惜しんで作品を書いていた。今日このように成功したのも、その成果の表れだと思う。」と卒業生について語った。
会場には、4日間で400人以上と多くの方が来館し、それぞれの作品を鑑賞した。
学生が学生に指導をする授業
今年の卒業生と3年生は、作品を書くだけでなく、授業の指導者となり、学生に書道を指導することも行った。自主ゼミなどではなく、単位を取得できるれっきとした授業を学生が担当し、授業を行うという取り組みだ。授業のすべてを学生が担当するため、授業内容や指導法は、樋口先生の下で学生が中心となって考えた。
受講した生徒からは、「教えてくれる先生の年齢が近いので質問をしやすい」など好評だった。「学生たちは、書の力を鍛えるだけでなく、教育学部生として大切な指導力も身につけている。自分達でプログラムを考える姿をみて、改めて学生の実力を感じた。」と樋口助教授は語った。
 
千葉大学教育学部書道科 学生書道展(写真) |